☆ACの連鎖
子供は本来、精神的にも身体的にも安心・安全な場で、自由に自分を表現しながら成長します。
ところが、何らかの問題があって、心身の安全が脅かされる環境に育ったとしたらどうでしょう。子どもは本来の自分を抑えこみ、環境に合わせたスキルを身に付け、状況に沿って健気に自分の役割を果たそうとします。
気を付けなければならないことは、これが次の世代に連鎖してしまう、ということです。健全な感覚を教わることなく成長しますから、やがて自分が子どもをもったときも、健全な関係を作ることが出来にくいため、悲しい連鎖が繰り返されてしまうのです。
もしあなたがそうした連鎖に巻き込まれているとしたら
「今から」取り組むことで、その「連鎖」は止めることができます。
ACについて知り、それを認め、受け入れることができれば、そしてあなたがあなたの人生を生きられるようになれたら、それは可能です。
ACは、世代という長い長い年月をかけて刷り込まれてしまった「生き延びるためのスキル」と言えます。ですから、克服することや解放されることは容易ではありません。
でも、少しだけ捉え方を変えることで、ACを「受け入れる」ことは出来るはずです。そして受け入れることができたなら、これまであなたにまとわりついていた「生きづらさ」は、軽減され、抱える課題と共にACのままで「自分の」人生を生きることはできるのです。そう、連鎖を断ち切ることが、できるのです。
―ACの方は、当時の家庭での問題状況に何とか適応するために、子どもの頃から独特の行動パターンを身に付けるようになります。
もしあなたが、以下にあてはまることがいくつかおありで、今苦しいとお感じになっているのなら、一度じっくりとご自身と向き合ってみてもよいかもしれません。
・人にものを頼むことが苦手
・人の依頼や誘いを断ることが苦手
・主張するより周りに合わせる方を選ぶ
・自分が我慢する方がいい
・「こうしてくれればいいのに」といつも思うがうまく言えない
・自分の気持ちを汲んで欲しいのに、と強く思うことが多い
・そもそも自分がどうしたいのかよくわからない
・人を助けているうちに、自分が困った事態になっている
・困っていても自力で何とかしようとする
・仕事を一人で抱え込みやすい
・見捨てられるのが怖くて恋愛関係にまで踏み込めない
・恋人に対して必要以上に依存している、または支配していると思う
・誰も自分のことなど関心がないと思う
・周りの期待通りにしなければと思う
・もっと頑張らなければいけないと思う
・いつか裏切られるような気がする
・いつも不安で仕方ない
・相手の機嫌を自分が何とかしなければと思う
・相手の問題を本人以上にあれこれ考え世話をして疲れてしまう
・不機嫌な人がいると自分のせいではないかと思ってしまう
・怒りの感情を出さないので、よく「いい人」と言われる
・自分は楽しんではいけないと思う
・自分のためにお金や時間を使うことに罪悪感がある
・上記のようなことをこれまでの人生で繰り返している・・・
AC(アダルトチルドレン)のままで、今よりずっと楽な生き方ができるようになるカウンセリング
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ACカウンセラー・精神保健福祉士
東京認知行動療法アカデミー認定カウンセラー
松橋 通子
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